シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

前受

~ 前回のタイトル「記事」の関連投稿です ~


東京や神奈川在住の中学受験生にとっては、「前受け」受験が本格的にはじまりましたね。


いろいろありますが、すべてを楽しんで!というのが私の本心です。


「受験を楽しむことなんか、で・き・る・かっ!」


とお叱りを受けるかもしれませんが、試験で今後の人生のすべてが決まるのではありません。


試験の結果で『中高の新しい方向性が決まる!』だけですから。


合格したからバラ色なの?


不合格だったから暗黒面に飲み込まれるの?


ちがいますよね。


そう思ってしまうのは、ほんとうに直近の、些細なことしか見ていない証拠です。


どちらにせよ、実際には進学先でどのように過ごすか、が遥かに大切なのでは?


そして、たとえどのような結果であったにせよ、


中学受験を、進学先でどのように過ごすか、の糧にするよう『仕向ける』ことが、


結果よりも大切であり、我々大人の責任だと思うのです。



特に、「今はそんな悠長なこと言ってられない!」とお考えの中学受験生保護者の皆様。


ご自身の過去をもう一度、振り返ってみてください。


目の前にいる、中学受験というはじめての大きな試練に果敢にも挑戦しているご子息、ご令嬢は、まだ小学生。


高校受験、大学受験生ではありません。


まだ「立派な」12歳のお子様です。


大人である我々保護者が、お子様と同じレベルで動揺し、右往左往してはなりません。


というより、実はお子様の方が、冷静に現実と向かい合っているはずです。


わたしも「いち保護者」として、そして「いち大人」として、肝に銘じています。


特に前受け受験の場合、試験の結果(合格か、不合格か)は全く関係ありません。


ダメだった時の、私の対処法はただひとつ。


「えっ、もう受験したの?(と、とぼける)」
「知らなかったなぁ~。そうなんだ。楽しかった?」
「えっ、行かないのに落ちたことを気にしてるの。ありえなぁ~いぃぃ~!」


と、明るく笑い飛ばしてあげましょう。


前受け受験をする目的は、本番の雰囲気を知ることです。


それが肌で感じられたなら、充分なのです。