シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

どこにいくのか

私は西日本の田舎の出身です。


なぜ中高一貫校に行ったかといえば、「通れば高校受験がない。落ちても公立に行ける。」という、安易な理由。


他に学校選択の余地はなく、たまたま合格したから行った、というわけです。


ちなみに豚児も、タイトルどおり浅野に行きたいわけで、学校を選択する必要はありません。


ですので、我が家には「どこにいくのか」という悩みは無し。


では仮に、学校が決まっていないと仮定して、どう学校を選ぶかを考察しましょう。


要因として挙げられるのは・・・


①本人の希望 ②親(もしくは本人以外の身内等)の希望 ③偏差値 ④塾のススメ
⑤見栄(これ、けっこうあるそうですよ:要注意)


おおきなものとして、ざっとこんな感じでしょうか?


ここで忘れてはならないことは、何を『最も重要視』するかです。


「絶対に」公立に行きたくない ⇒私立に行く ⇒通る学校に行く ⇒偏差値重視


というパターン。


でも、ちょっと待ってください。本当にそれでいいのでしょうか?


公立でも、私立でも、いまどきの学校はほぼすばらしいと、私は思うのです。


言い方を変えれば、学校に求めるのではなく、その学校でどう過ごすかが大切なわけで、学校にパラサイトする考えから入ったら、全くダメ。


逆を言えば、どんなにすばらしいと言われる学校に合格しても、いかなる試練が待ち構えているか分かりません。


であれば、中学受験のゴールを「合格」にするのではなく、「成長」だと考えてみてはいかがでしょうか?


中学受験を経て、どんな成長が見られたのか。


これって、とっても大切だと思うのです。


シャイな豚児には、自宅学習の習慣をつけて欲しいと思っており、現時点ではうまくいっています。


自分ひとりで、決められたことをきちんとこなす人になること。


これは、これから先、大人になってもとっても重要なことです。


ちなみに、偏差値が少しでも高い学校に行ってほしいと思う親御さんは多いと思います。


私の経験では、それはほぼ意味を成しません。


なぜなら、私が身をもって経験しているから。


最高学府に30人以上の合格者を輩出する一貫校でしたが、私は一浪して私立大に。


ただひとつ、偏差値が高い一貫校に入ってよかったことは、偏見がなくなったこと。


最高学府に入る同級生のダメなところ、すごいところ、だらしないところ、自分とかわらないところがよく分かるので、人に対して偏見を持たなくなります。


もしかして、これも学校選択の一つの要因なのかもしれませんね(笑)