シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

饒舌

受験番号の早い教室から、プラカードに先導されて50人ずつ。


試験を終えたかわいい受験生たちが坂を下ってきます。


シャイな豚児は、保護者が待つ坂の右側を見ながら、不安そうにゆっくりやってきました。


「出し切ったか?」


「うん」


珍しく、即答でした。


朝がいつもより早く、終わるのも遅く、帰りの電車が混雑していることも考慮して、シャイな豚児が好きなミルクティーとパンを買っておいたので、校庭のベンチを拝借して軽食タイムにさせていただきました。


春のような陽気に、感謝です。


「腹、減ったろ?」


「うん」


シャイな豚児は、パンをふたつペロリと平らげました。


本当は一緒に食べようと、同じパンをふたつ買っておいたのですが(汗)


せめて、違うパンふたつにしておけばよかった。


食べ終わると、自分から喋りだしたことの無いシャイな豚児が、試験の出来や問題について、堰を切ったように話しはじめました。


こんな豚児は、はじめて。


やはり、今までずっと緊張していたのでしょう。


あとは、明日の結果を待つばかり。


どちらに転んでも、明日は笑顔で迎えられそうです。


皆様にも、春が訪れますように。