饒舌
受験番号の早い教室から、プラカードに先導されて50人ずつ。
試験を終えたかわいい受験生たちが坂を下ってきます。
シャイな豚児は、保護者が待つ坂の右側を見ながら、不安そうにゆっくりやってきました。
「出し切ったか?」
「うん」
珍しく、即答でした。
朝がいつもより早く、終わるのも遅く、帰りの電車が混雑していることも考慮して、シャイな豚児が好きなミルクティーとパンを買っておいたので、校庭のベンチを拝借して軽食タイムにさせていただきました。
春のような陽気に、感謝です。
「腹、減ったろ?」
「うん」
シャイな豚児は、パンをふたつペロリと平らげました。
本当は一緒に食べようと、同じパンをふたつ買っておいたのですが(汗)
せめて、違うパンふたつにしておけばよかった。
食べ終わると、自分から喋りだしたことの無いシャイな豚児が、試験の出来や問題について、堰を切ったように話しはじめました。
こんな豚児は、はじめて。
やはり、今までずっと緊張していたのでしょう。
あとは、明日の結果を待つばかり。
どちらに転んでも、明日は笑顔で迎えられそうです。
皆様にも、春が訪れますように。
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