シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

キモチ

11月も、もう終わりますね。


急に寒くなり、街も一気に冬モードになりました。


来春、受験を迎える皆さん、特に親御さんのおキモチは、


1年前の自身を振り返ってみると、容易に想像できます。


中学受験を自ら経験した私。


中学受験生の親となった私。


振り返ってみると、まったく違ったキモチでいたことに気が付きます。


受験をする本人は、けっこう平然としており。


それは、経験の無さによるものかもしれませんが(汗)


その様子を見て、親である自分は、無性に腹が立ったりするものです。


しかし、ここで少し俯瞰的な視点に立ってみましょう。


多少、人生の先輩として経験を積んでいる(はずの)親として、


受験生である我が子に、何かアドバイスできることはないでしょうか?


けっして優等生でなかった私ですが、勉強は嫌いではありませんでした。


受験勉強も、それなりに楽しんでやっていたように感じます。


モチベーションを上げる、もしくは維持するのがこれから大切になる時期。


机に向かう時間も大切ですが、メリハリをつけること、そして


適度に休憩や気晴らしができること。


それが大事だと感じます。


シャイな豚児の場合、自分から積極的に話すことはありません。


私はそんな豚児に対して、おだやかに自分の時の経験や思いを話しました。


ときには、たわいもないバカ話でもいいですし、


映画やテレビを見るのもいいと思います。


でも、特に気にしていたのは、それも『一緒に』すること。


子供は、いくつになっても親を注意深く観察しています。


そして、親の様子から、いろいろなものを学習し、学んでいます。


一緒にいるだけで、親のキモチ、子のキモチ、お互いが理解しあえるものです。


けっして、多くを語る必要は、ありません。


ただただ、親子で共有する時間を、しっかりとってほしいと思います。


中学生になると、共有する時間は極端に少なくなります。


し、そうでなくてはならない、とも感じます。


これからの2か月間は、共有する時間をいっぱい作って欲しい。


たぶん、人生で最後の、濃密な共有時間になるはずです。