シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

親は先生にならない

親は先生になれません。


なぜなら、愛情が邪魔をするから。


だから私は、豚児に問題を教えません。


では、分からない問題がでたらどう解決するのか?


我が家は、私が中学受験経験者とはいえ、はるか35年も前。


そのテクニックの錆びつきは、○ure556でも解消できるはずはなく。


そんな時は、塾や家庭教師にお任せするのも、ひとつの方法ですね。


ただし、我が豚児はシャイなので、仮に塾や家庭教師がいたとしても、自ら質問できるはずもなく。


ここで、質問をしろっ!と私が豚児に強要するのは、不得手→嫌いに変える悪魔が潜んでいます。


では、どうするか?


分からなくてもよいから、解答を一言一句、残らず書き写します。


最初はノートが真っ赤っか(笑)


で、よいのです。


でも、子供の能力とはすごいもので。


2回目、3回目になると、解けるようになります(笑)


理解してなくても、です。


ここで大切なことは、何日か様子を見て、ノートがずっと真っ赤っかだらけであれば、レベルを下げた問題集に迷わず変更します。


なぜなら、豚児のモチベーションを維持するため。


やっぱり半分くらいは解ける問題がないと、続きません。


あとは、問題数が少なめの問題集にすることも、効果的。


やり遂げる達成感の蓄積は、モチベーションを維持させます。


長くなりましたので、このへんで。

役割

家庭学習がメインの我が家。


親の役割の80%は、スケジュール管理です。


毎日、四科目を偏りなくこなすこと。


毎日きちんとこなしているか。


やり方は適切か。


理解度はどうか。


それをこまめに確認して、本人が負担に感じないように決めていく。


これが大切です。


そう、親が先生になってはダメ。


マネージャーに徹することで、豚児の成長を暖かく見守りましょう!


では、わからない問題が出た時にはどうするのか?


それは、この次に(笑)

得手不得手と好き嫌い

人は誰でも、得手不得手があります。


対象となるのは、食べ物、科目、人、などなど。


それを、あえて(無理をして)克服するのは、性分に合いません。


日本人は、その無理を「美徳」とする、変な慣習がありますが。


私のポリシーは、「どうせやるなら楽しくやろう」なので、


それが残念ながら不得手な場合には、いかに好きになるかを考えます。


これ、意外と簡単にできます。


たとえば、豚児は算数が苦手です。これは不得手に該当します。


決して嫌いなわけではないのですが、点数が伸びない科目です。


しかし中学受験において、算数が不得手なのは致命的。


さて、どうするか。


受験半年前を切った今になって、基礎的な問題集を買いました(笑)


そう、これからは「小さな成功体験=好き」の積み重ね。


苦手意識とは、今年いっぱいでオサラバなのです。


仮に受験には間に合わなくても、『算数=嫌い』のままで中学に入ると、


それはそれは恐ろしい、地獄が待ってますからね~


父は、豚児の半年先よりも、もっと先が心配なのであ~る♪