シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

模試の活用術

9月から12月は、毎月模試があります。


シャイな豚児は5年生の秋に一度だけ、○APIXさんの模試を受けましたが、恐ろしく低い結果を叩き出し(笑)


それ以来、あちら様の模試にはお世話になっていません。


レベルが高すぎて、豚児的に受けるメリットが見いだせないからです。


6年生になり、○谷大塚さんの合不合判定テストと、○都圏模試センターさんの統一合判をそれぞれ2回ずつ受けました。


結果は、現状を把握する指標のひとつ程度と、軽く捉えています。


一番の目的は、雰囲気に慣れることです。


がもうひとつ、毎回、必ずひとつだけ意識づけをしてから模試に臨むようにしています。


たとえば、算数であれば


・終了の5分前からは、できた問題の見直しにあてて計算ミスなどの取りこぼしを絶対にしない。


とか。


点数とか、偏差値とかの目標設定は意味がありません。問題との相性もありますから。


それよりも、できるだけ具体的でやり方が分かり、毎回の試験に活かせる意識づけが大切。


そして、それが成果につながれば、しめたもの。


次からは言われなくても実践します。


あと、一回の模試で、ひとつしか決めないことも大切です。


いろいろ言うと、すべて忘れます(笑)


それが、我が家の模試活用術です。


最後に、受けた模試の4科の結果(偏差値)は


合不合  4月49 → 7月61


統一合判 4月64 → 7月67


でした。


今後の予定ですが、統一合判は7月で卒業。


合不合は継続して、代わりに○能研さんに切り替えます。


あと、9月と11月にある浅野オープン模試ですね。


今は、次の意識づけを考え中です。

どこにいくのか

私は西日本の田舎の出身です。


なぜ中高一貫校に行ったかといえば、「通れば高校受験がない。落ちても公立に行ける。」という、安易な理由。


他に学校選択の余地はなく、たまたま合格したから行った、というわけです。


ちなみに豚児も、タイトルどおり浅野に行きたいわけで、学校を選択する必要はありません。


ですので、我が家には「どこにいくのか」という悩みは無し。


では仮に、学校が決まっていないと仮定して、どう学校を選ぶかを考察しましょう。


要因として挙げられるのは・・・


①本人の希望 ②親(もしくは本人以外の身内等)の希望 ③偏差値 ④塾のススメ
⑤見栄(これ、けっこうあるそうですよ:要注意)


おおきなものとして、ざっとこんな感じでしょうか?


ここで忘れてはならないことは、何を『最も重要視』するかです。


「絶対に」公立に行きたくない ⇒私立に行く ⇒通る学校に行く ⇒偏差値重視


というパターン。


でも、ちょっと待ってください。本当にそれでいいのでしょうか?


公立でも、私立でも、いまどきの学校はほぼすばらしいと、私は思うのです。


言い方を変えれば、学校に求めるのではなく、その学校でどう過ごすかが大切なわけで、学校にパラサイトする考えから入ったら、全くダメ。


逆を言えば、どんなにすばらしいと言われる学校に合格しても、いかなる試練が待ち構えているか分かりません。


であれば、中学受験のゴールを「合格」にするのではなく、「成長」だと考えてみてはいかがでしょうか?


中学受験を経て、どんな成長が見られたのか。


これって、とっても大切だと思うのです。


シャイな豚児には、自宅学習の習慣をつけて欲しいと思っており、現時点ではうまくいっています。


自分ひとりで、決められたことをきちんとこなす人になること。


これは、これから先、大人になってもとっても重要なことです。


ちなみに、偏差値が少しでも高い学校に行ってほしいと思う親御さんは多いと思います。


私の経験では、それはほぼ意味を成しません。


なぜなら、私が身をもって経験しているから。


最高学府に30人以上の合格者を輩出する一貫校でしたが、私は一浪して私立大に。


ただひとつ、偏差値が高い一貫校に入ってよかったことは、偏見がなくなったこと。


最高学府に入る同級生のダメなところ、すごいところ、だらしないところ、自分とかわらないところがよく分かるので、人に対して偏見を持たなくなります。


もしかして、これも学校選択の一つの要因なのかもしれませんね(笑)

経緯

我が家が中学受験することにしたのは、約1年前。


豚児は幼稚園から○ネッセさんの通信添削を続けており、そのせいか在籍する公立小学校では、そこそこの成績でした。


ただし弊害として、学校の授業を少し舐めてかかる様子が見えはじめ(汗)


より広い世界を見せる必要を感じ、近所の小さな塾に5年から通うようになりました。


豚児が浅野に行きたいと言い出したのは、昨年秋の文化祭に行ったこと。


なぜか、気に入ったようです(笑)


行きたいならば、行けるように自分で頑張ってみればよい、が我が家のスタンス。


すべて豚児が主導。


だめなら公立にいけばよいし、挑戦してダメなのも、またよい経験。


しかし、6年生になる今年の春、週3日通っていた塾の責任者が変更となり、我が家とはどうもウマがあわず。


シャイな豚児の了解を得て退塾することに決め、塾の前任の責任者に相談したところ、豚児が慕っている前任者の移動先の教室に移ることに。


ただし家からかなり遠くなるため、週末の土曜日だけ通い、あとは自宅学習にして現在を迎えました。


6年生から通塾日数を減らすなんて(驚)!


しかぁし、豚児は今のところ、ほぼ予定どおりの成績で推移しています。


夏休み明け、○能研さんの模試に初参戦しますので、そこで現状の確認です(^o^)v