シャイな豚児が浅野に行きたいと言い出した!2019 と、その後

中高一貫男子校出身の父親と、シャイな豚児の中学受験の記録とその後、です。

心得

昨日は建国記念日。


入学予定者の招集日だった学校も多かったのではないでしょうか?


シャイな豚児が通う高輪も、2月11日が合格者の1回目の登校日でした。


親としては「もう1年経ったかぁ」と、少々おセンチな気分に浸りたいところ。


一方、シャイな豚児は「やすみだ!」程度。


まぁ、そんなところでしょう。


さて、受験も落ち着いたところで、世の親御さんとしてはすでに「入学後」のことがご心配なのではないでしょうか?


あくまでも一例ですが、シャイな豚児の場合をご紹介します。


まず、通塾されていた皆さんはほとんど、塾の「入学準備講座」なるものの案内が来ているかと思います。


我が家では、塾へのお礼と、豚児へのご褒美として、受講しました。


そうです、受講によるメリットを求めてはなりません(笑)!


もし、メリットを最優先とするなら、自宅学習をおススメします。


中高一貫校に通った私の経験からすると、中学1年生の秋までは、成績に一喜一憂するのは「完全にナンセンス」です。


それまでに注力しなくてはならないことは、ただひとつ。


「新しい環境に慣れ、生活リズムをつくること」


これだけ。


特に、夏休みや、秋の文化祭などの行事には要注意。


その後、生活リズムが崩れると、けっこうキツくなります。


なぜならば、中高一貫校の進路が本格的に早くなり、内容も急に難しくなるのは『秋以降』ですから。


正直、ここまでの成績なんて、良くも悪くも「自己満足」に過ぎません。


なぜなら、私自身、中1の1学期は「優等生」でしたが、2学期に深海に魅せられ潜水して以来、2度と浮上することはありませんでしたからぁ(爆)


また秋以降になると親御さんも安心し、具体的な口出しをしなく(できなく)なってきます。


これが、輪をかけて「危険な兆候」を見逃すことになります。


ちなみにシャイな豚児の場合、決められたことはきちんとする習慣はつきました。


そこで、受験休暇(2月1日~4日)期間、半年ぶりに英数のみ自主課題を課しました。


内容は、いたってシンプル。


◆数学(代数・幾何)
学校で使用している「体系数学」の予備教材(チャート式)の1月単元部分の演習


◆英語(総合)
学校で使用している「New Crown」(中2用)の予備教材の1月単元の演習


もちろん、なぜこのタイミングで自主課題を出すかの「最もな」理由の説明は欠かしません。


『中間試験がない3学期は範囲が広いから、ここで復習しておくと学年末で楽できるよ』


この理由を聞いて、拒否するお子さんはいないはず、です。


さて、その出来具合を、11日にチェックしたところ・・・


数学(特に幾何)の理解度が著しく低下していることが発覚!!


幾何は最も進路が早く、しかも証明問題がバンバン出始めているので「やばいかな?」と思ってました。


もともと、シャイな豚児は数学(算数)が苦手ですので、当然といえば当然。


代数も、実は単純な計算問題にまだ不安が残っていることが発覚。


英語は、シャイな豚児の代から公立と同じ教科書に変更されたこと(ただし進路は早いですが)もあり、ついていけているようです。


シャイな豚児には、けっしてしかることなく、今回の発見を冷静に伝え、学年末に向けてどのように対策していくか、これから一緒に考えよう!と話をしました。


・・・いかがでしょうか?


少々長くなりましたが、今回の心得は、


①2020中受終了組は、楽しむことを優先し、生活リズムを作るべし!


②2019中受終了組は、今まさに1年間を見直し、学年末までに取り返すべし!


メリとハリ。野球と同じで、緩急をつけることが肝心です。


特に、シャイな豚児と同学年の皆様、実はこれからの半月が「本当の勝負」ですよ!


心して、かかりましょうね(笑)